鉄棒ロボット

鉄棒での回転理論を理解できるようになる補助用具

低鉄棒での「さか上がり」「前まわり・後まわり」や、高鉄棒での「大車輪」の基本は、位置エネルギーを 回転エネルギーに変えることにあります。このエネルギー変換には、回転の中心である鉄棒に対して身体の 「バランスを崩し続ける」ことが必要になります。鉄棒運動において「バランスを崩し続ける」ための動作としては、 股関節や膝関節の屈伸がベースです。

  1. 低鉄棒での「前まわり・後まわり」ロボット
  2. 「足かけまわり」ロボット
  3. 高鉄棒での「大車輪」ロボット

この「鉄棒ロボット」は股・膝関節や膝関節に組み込まれたサーボモータをラジコンで操作して、タイミング よく屈伸させることによって回転できることを理解できるようにしたものです。

例えば、この写真では「前まわり」ができる手順をロボットにしてもらっています。

  • @腕を伸ばして自分のからだを支えているときの姿勢です。この時は鉄棒を「テコ」の支点だと考えると、鉄棒 の前・後で体重の【バランスがとれて止まって】います。
  • A大きく膝・股関節を曲げると、ほとんどの体重が鉄棒の前に来ます。この姿勢になると、鉄棒の前・後で体重 の【バランスが崩れて】前にまわりはじめます。
  • BAの姿勢を維持していますと、Bを過ぎて最大の振れになるCのあたりまでまわります。
  • Cこの姿勢のままでいますと、最大の振れとなるC以上には回らずに振れ戻りとなります。
  • D更に回るためには、Dのように膝・股関節を大きく伸ばして、鉄棒を中心として再び【バランスを崩す】ことに よって前への回転が継続され、「前まわり」が成功するのです。

この膝・股関節の屈伸動作によって鉄棒の回転運動が可能になることを、体験できるように開発した補助具が 『さか上がり君*』です。
*現在は販売されておりません。

鉄棒ロボットの回転動作